私も初心者の頃は、なんとなくレンズの色で決めていました。しかし、レンズの色で天候・ナイターなどで大きく見え方は変わってきます
なんとなくで決めたゴーグルは、気に入ることがなく、すぐに買い替えるを繰り返すことに・・
メーカーは違うけど、目が外から見えないレンズのみを選ぶ
当時は、レンズの色の意味がまったくわかりませんでした・・
この記事では、ゴーグルの選び方としてレンズの色の基本を知ることで、『後悔しない・快適に滑る』方法をまとめてあります
この記事を読むことで、レンズの色の目的がわかると同時に、ムダなお金を使わないことに繋がる内容になります
スノーボード歴20年の私が、失敗を繰り返してきた経験をもとに、レンズの目的と失敗しないための方法凝縮しました。ぜひ最後まで読んでみてください
色に迷った場合はレッドかピンクを選ぶ
ゴーグル選びで、悩んでしまうのがレンズの色。フレームのデザインが気に入っても、レンズの色が適切でないと後悔する可能性があります
そこで、失敗しない色として、レッドかピンクのレンズを選ぶといいでしょう
オールマイティのレンズなら、ゴーグル1つあるだけで対応できる
なぜなら、レッド・ピンクは全天候においてバランスよく対応しているため、ストレスが少なく滑走できます
私もレッドのレンズを持っていますが、全天候に対応できて大変満足できています
レンズの色は天候に合わせて選ぶ
スノーボードは、自然の中を楽しむスポーツです。当然、天候・風・雪などを相手にするため、見えやすさが重要なポイントになります
しかし、なんとなく『この色がかっこいい』『外から目が見えないのがいい』からとゴーグルを決めてしまうと、後悔してしまうことになります
デザインも重要ですが、見えにくいのでは意味がありません
レンズの色は大きく分けて、7種類あります
様々なカラーがありますが、すべては天候に合わせた色になります。それぞれの特徴を解説したいと思います
ミラータイプは晴天用
晴天・晴れ | 曇り・雪 | ナイター | かっこよさ |
◎ | ✖ | ✖ | ◎ |
ミラータイプのレンズは外からの光を遮断することができるため、天気が良い日には効果を発揮します
しかし、曇り・吹雪・ナイターなど視界が悪い時は光を遮断することで見えにくくなるのが特徴です
見た目はかっこいいですが、使える状況が限定的です
私もミラータイプのレンズを使用したことがありますが、正直あまりオススメできません
なぜなら、ゲレンデの天候は常に変化します。今が天気が良くても、気づけば天候が悪くなることが多々あります。ミラータイプのレンズでは対応できないことが多いです
ブルータイプは晴天用
晴天・晴れ | 曇り・雪 | ナイター | かっこよさ |
◎ | ✖ | ✖ | ◎ |
ミラータイプのレンズと同様に、ブルータイプのレンズも晴天時に特化したレンズになります
悪天候やナイターの滑走は光を遮断してしまうため、見えにくいのがデメリットになります
ブルータイプのレンズは、ゲレンデにマッチしてとてもかっこいい!
ミラー・ブルータイプのレンズはどちらでも構いません。好みによって決めるといいのですが、見た目だけで判断せずに、トータルバランスで考えて購入しましょう
ブラック・スモークタイプはナイター・降雪には向いていない
晴天・晴れ | 曇り・雪 | ナイター | かっこよさ |
◎ | △ | △ | ◎ |
ブラック・スモークタイプのレンズは雪が降る状況やナイターには向いていません。基本的にはミラータイプのレンズと同様の性能ですが、多少の悪天候でも対応できます
ナイターに行く場合は、このレンズはオススメしません
私は、ブラック・スモークタイプのレンズのゴーグルを使用していますが、晴天用としています
ミラータイプのレンズと比べると天候の変化に対応できるため、目が外から見えたくない人にはブラック・スモークタイプのレンズをおススメします
レッドタイプはどんな状況でも対応できる
晴天・晴れ | 曇り・雪 | ナイター | かっこよさ |
〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
オレンジタイプのレンズは、オールマイティに使えるレンズです。好みはありますが、見た目もかっこよく全体的にバランスが取れたレンズカラーです
レンズ選びに迷ったら、オレンジタイプにしておけば失敗は少ない
しかし、全体をカバーできると言うことは、特化している部分がありません。状況によっては物足りない場合があるかもしれません
ですが、天候に合わせてレンズ・ゴーグルを複数持つとなると、当然お金がかかります
とりあえず、これだけあればいいと思うのであれば、オレンジタイプのレンズを選べば問題ないでしょう
ピンクタイプはどんな状況でも対応できる
晴天・晴れ | 曇り・雪 | ナイター | かっこよさ |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ピンクタイプのレンズもレッドタイプと同様に、オールマイティに対応できるレンズです
違いがあるとすれば、見た目の違いがありますが、人によりレンズの色で見えやすさが違います
目の色素によって、ピンクかオレンジで見え方に違いがあります
レッドタイプが合う人もいれば、ピンクタイプが合う人もいます
購入する前には、スポーツ量販店かプロショップにて必ず試着して確認しましょう
イエロータイプは悪天候専用
晴天・晴れ | 曇り・雪 | ナイター | かっこよさ |
△ | ◎ | 〇 | △ |
イエロータイプのレンズは悪天候の中で本領を発揮します。視界の悪さをカバーして、ミラー・ブラックタイプでは補えない『ゲレンデの凹凸』が見やすくなります
悪天候での滑走は、見やすさが非常に重要です
その反面、晴天時は光を遮断することに対して弱いため、滑走中は常に眩しさを感じてしまいます。さらに、レンズ越しから自分の目がよく見えてしまうのもデメリットになります
イエロータイプのレンズは悪天候に特化した色と覚えておきましょう
クリアタイプはナイターに特化したレンズ
晴天・晴れ | 曇り・雪 | ナイター | かっこよさ |
✖ | △ | ◎ | ✖ |
クリアタイプのレンズは、光を遮断する能力はありません。ナイターの照明が照らされているゲレンデを滑走することに特化しています
ナイターを頻繁に滑るのであれば、クリアタイプは必須です
ですが、晴天時や悪天候には光を遮断できないので、常に眩しい状態で滑走することになります
文字通りクリアのレンズですので、レンズ越しから目が丸見えです。ナイターに行くことがないのであれば、買わなくていいレンズになります
レンズ選びで失敗しないためのポイント
ゴーグルの値段は3,000円~30,000円以上とピンキリの値段です。もし、失敗したとしても、レンズだけを購入すればフレームはそのままで交換することができます
しかし、レンズはとても高価で、メーカーによっては20,000円を超えるレンズもあります
ここでは、失敗を少なくする方法として以下の3つのポイントをお伝えします
見た目だけで選ぶと、のちのち後悔します。必ずお店の方に相談しましょう!
試乗会・展示会でゴーグルを試す
毎年3月~4月頃になると、量販店・プロショップの主催で来季の板やビンディングを試乗できるイベントが開催されます
さらに、夏にスノーボードの展示会などを開催していることも多く、気になるアイテムを試着できたりします
私はほぼ毎年試乗会に行き、気になる道具の試乗をします
小規模な試乗会の場合、板とビンディングのみのですが、『アルペンスポーツデポ』などの大規模な試乗会だと、ゴーグルを試着して滑走することができます
店頭で試着するだけでもよいのですが、実際にゲレンデを滑走することでよりイメージが湧きやすくなり、失敗しないゴーグル選びが可能になります
友達から借りてみる
スノーボーダーあるあるの1つで、『他人とは道具やウェアをダブりたくない』という心理があります
ゴーグルも、もちろんその対象で違うメーカーやレンズの色をはバラバラです。そこで、友人から借りて一本滑ってみることができます
他人のゴーグルですので、扱いは充分注意しましょう
『試乗会でゴーグルを試す』よりは手軽に試せので、友人と行くスノーボードの際には積極的に交換してみましょう
気になるゴーグルは必ず試着する
失敗しないための重要なポイントは、必ず試着することです。ですが、試乗会や友人同士で交換してみることは、試せる期間が限定的です
試乗会や友人内で借り合うのは、予定が合わなけば成立しません
そこで、手軽に試せる方法として、量販店やプロショップに行き試着することです
展示品だけの試着は試したことがあると思いますが、確認したいレンズが箱の中に入っていて試着することができない
このような時は、スタッフの方に相談してみてください。試着させてもらえると同時に、目的に合ったレンズを紹介してくれます
スノボ初心者必見!レンズは色は超重要!!のまとめ
ウインタースポーツにおいて、視界の確保は重要なポイントになります。しかし、見た目だけで判断してレンズを選んでしまうと、視界不良から事故やケガに繋がるリスクが上がります
お金の面でも、痛い経験に繋がります
私自身、見た目で判断したゴーグルが、天候や環境に合わず何度も買い替えた経験があります
この記事を読むことで、失敗を減らして、楽しいスノーボードライフ送ってもらえれば幸いです
ではまた!
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