【スノーボードシーズン到来!】シーズン中の道具の保管方法を徹底解説!

シーズン中の道具の保管方法 道具のメンテナンス
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スノーボードシーズンが到来し、全国で次々とゲレンデがオープンしています

1日滑って自宅に帰ってきたけど、道具の保管方法がよくわからないまま放置している方も多いと思います

私もスノーボードを始めて間もない頃は、ほとんどの道具を玄関に放置プレイしていました

ちゃんや
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板・ブーツ・ゴーグルなど濡れたままにしておくと劣化を早めます

この記事を読めばわかること
  • 板の滑走面はタオルで水分を拭き取る
  • ブーツはインナーを外して自然乾燥
  • ブーツは型崩れ防止のため、軽く締めておく
  • ゴーグルは必ず部屋で自然乾燥

そこでこの記事では、初心者の方でもわかりやすく道具の保管方法を解説していきます

この記事を読むことで、『次のスノーボードを快適に楽しむための方法』をすべて知ることができます

スノーボード歴20年の私が体験・ノウハウもとにこの記事に凝縮しました。ぜひ最後まで読んでください

スノーボード用品は、意外と水に弱い

濡れたままで保管しない

スノーボードは常に水分が全身にまとわり付いているスポーツです。当然のことながら、各道具は水分に強い印象があります

しかし、それは滑走中のみのこと

ちゃんや
ちゃんや

安い・高い道具だろうと濡れたままの保管は絶対にNG

ウェアやグローブなど、自分の体に身に付けるものは干すことはイメージできます

ですが、板・ブーツ・ゴーグルなどそのままにしていると、トラブルに巻き込まれる可能性があります

カバーを付けたまま玄関に保管
カバーを付けたまま玄関に保管
ブーツを玄関で保管している様子
玄関で保管していてもブーツは乾かない
ゴーグルをケースから出さないで保管している様子
ケースから出さないで保管することは、レンズが曇る原因の1つ

では、正しく保管する方法を解説していきます

板はケースから出して、水分をタオルなどで拭く

滑走後の板に付いた水分は拭き取る

帰宅する際に雪を取り除いたとしても、暖かい車内で保管されている板は、かなり濡れている状態になります

ちゃんや
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板に付いた雪が溶けて、水浸しです

特に吹雪などの悪天候の中での滑走後は、車内が水浸しになることもあります

そこで、自宅に到着後は玄関か外で、板をスノーボードケースから出して水分はタオルなどで拭き取りましょう

拭きあげるポイント
  • 滑走面は特に拭きあげる
  • ビンディングに残った水滴はさっと拭き取る
ちゃんや
ちゃんや

できる範囲でいいので、水分は拭き取ろう

滑走面をタオルで拭く
滑走後はタオルで水滴を取り除く
スノーボードケースも濡れているので干す
スノーボードケースも濡れているので干す

ここで重要なのは、滑走面はできるだけ水分を拭くことです

なぜなら、滑走するために大切な部分である『エッジ』にサビが発生してしまうことがありますので、充分に注意しましょう

エッジのサビは滑りに影響する場合がある

エッジのサビは滑走に悪影響

スノーボードの板でとても重要な部分である『エッジ』

曲がる止まるの基本的な動作はエッジがあるから成り立ちます

しかし、エッジがサビてしまうと滑走中に抵抗がかかり、不安定になります

ボックスの上を滑っている
サビが原因で、アイテムの上で突然引っかかる
ちゃんや
ちゃんや

さらに、ボックスやレールといったアイテムでは引っかかりが発生して、大変危険です

エッジはスチールやステンレスでできているため、少しの水滴でサビが発生します

安全かつ快適に滑走するためにも、滑走面の水分はしっかりと拭き取りましょう

エッジのサビは専用の消しゴムで落とせる

エッジのサビは専用の道具を使う

エッジがサビてしまった場合は、専用のサビ取り消しゴムで落とすことができます

さらに荒業として、気温が低く、雪面が硬いバーンなどを滑走すれば自然とサビは取れます

エッジのサビを落とす
エッジ意外の黒い部分(ソール)には、当てないこと
硬いバーンを滑る
硬いバーンを滑るだけでもサビは取れる
ちゃんや
ちゃんや

小さいサビであれば、あまり気にする必要はありません

しかし、滑走後の対応の仕方でサビは防げるので、必ずタオルなどで滑走面の水滴は拭きとりましょう

ブーツは必ずインナーを外して乾燥させる

ブーツの乾燥はインナーを外す

滑走後は、ブーツをそのままの状態で保管してしまうことが多いと思いますが、必ず自宅部屋に持ち帰りしっかりと乾燥させましょう

ちゃんや
ちゃんや

車の中や、玄関に置きっぱなしだとブーツは乾きません

乾かないまま放置していると、雑菌が繁殖しニオイや水虫の原因になります。そして、ブーツを乾燥させるポイントは『必ずインナーを外すこと』

ブーツを乾燥させるポイント
  • 必ず部屋に持ち込む
  • インナーを外す
  • ストーブの前で乾かすことはNG
  • 新聞紙を入れると乾きが早い

見た目は乾いていても、中身はまったく乾いていないことがほとんどです

めんどうでも、必ずインナーを外して乾燥させましょう

インナーは簡単に外せる

ブーツを確実に乾燥させるためには、インナーを外すことの重要性を説明しましたが、ここで疑問に思うことがあります

それは、インナーってどうやって外すのか?

ちゃんや
ちゃんや

ブーツの作りに違いはありますが、基本的にはすべてのヒモ・ダイヤルを緩めると簡単に外せます

ブーツのロックシステムを解除
ステップ① アウターのロックを解除
ブーツのヒモを緩めている様子
ステップ② アウターのヒモを緩める
緩んでいるか確認する
ステップ③ ヒモが緩んでいるか確認
タンを倒している様子
ステップ④ タンを倒す
インナーのヒモを緩める
ステップ⑤ インナーのヒモを緩める
インナーを外す様子
ステップ⑥ かかとの部分を固定し、インナーを押し出す
インナーを引っ張る
ステップ⑦ インナーを引っ張る
インナーを抜いた様子
ステップ⑧ あとは簡単にインナーが抜ける
ちゃんや
ちゃんや

スピードレーシングタイプのブーツで説明しましたが、他のタイプのブーツと同じ要領です

インナーを外したら、丸めた新聞を入れると乾燥が早いです。そして、暖かい部屋で保管することが重要になります

しかし、やってはいけない方法としてストーブなどの熱風が出ている前に置いて乾燥させることです

ブーツは熱が加わると寿命が短くなる

ブーツは自然乾燥

手っ取り早く乾燥させるために、ストーブの前に置いて乾燥させる方法がありますが、絶対にやめてください

なぜなら、ブーツは急激な熱が加わると変形してしまう場合があります

インナーのタイプ
  • 成熟型(履き続けることで徐々に馴染んでいく)
  • 熱成型(新品の状態で熱を加えて足の形にあわせる)
ちゃんや
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特にインナーは注意しなけばなりません

メーカーによっては熱成型のインナーがあり、暖めることでインナーが変化し、自身の足にフィットさせるタイプのブーツがあります

熱成型のブーツ
加熱後、すぐに履くことで自分の足の形に合ったインナーが完成します(熱成型タイプ)
引用画像 DEELUXE

早く乾燥させようとストーブの前に置いただけで、形が崩れてます。最悪の場合、履き心地が変わり足が痛くなることもあります

さらに、インナーは熱が加わるたびに寿命が低下していきますので、絶対にストーブの前などで乾燥させることはやめましょう

ブーツは軽く締めて保管

ブーツのヒモを締めて保管する

ブーツ・インナーをしっかりと乾燥させたら、インナーを元に戻して保管しますが、ここで重要なのは軽くブーツのヒモを締めておきましょう

なぜなら、ブーツを緩いまま保管していると型崩れがおき、本来の性能を発揮できなくなります

ブーツのヒモを締めないで保管している
ヒモが緩いままだと型崩れがおきる
ブーツのヒモを締めて保管している状態
軽く締めておくだけでも型崩れの防止になる
ちゃんや
ちゃんや

ブーツがヘタリやすくなり、寿命が短くなってしまいます

型崩れを防ぐために、軽く締めてから保管するようにしましょう

ゴーグルも必ず自宅で保管する

正しい保管で曇りは防げる

滑走後はゴーグルを車内で保管している人もいると思いますが、必ず部屋に持ち帰り乾燥させましょう

なぜなら、ゴーグルに水滴が残っているとレンズが曇る原因になります

正しいゴーグルの保管方法
  • 保管する時はレンズを外す
  • レンズは素手で触らない
  • レンズを拭く時は専用のクロスを使用する
  • 日の当たらない室内で自然乾燥
  • 車内では保管しない
  • 汚れは濡れたティッシュで優しく拭く
ちゃんや
ちゃんや

ゴーグルのトラブルは、ほとんどの人が経験します

快適に滑走できるためにも、ゴーグルのしっかりと管理しましょう

シーズン中の道具の保管方法を徹底解説!のまとめ

道具の保管方法のまとめ
道具の保管方法のポイント
  • 板の滑走面はタオルで水分を拭き取る
  • ブーツはインナーを外して自然乾燥
  • ブーツは型崩れ防止のため、軽く締めておく
  • ゴーグルは必ず部屋で自然乾燥

ワンシーズンを通して、滑走回数が少ない人には気にしない内容かもしれません。しかし、回数に関係はなくスノーボードの道具の保管方法はとても重要です

ちゃんや
ちゃんや

大事に扱うことで、道具の寿命は延びていきます

スノーボード用品は高級品です。さらにウインタースポーツを存分に楽しむためにも、正しく保管をしてトラブルを防ぎましょう

この記事が少しでも役に立てれば幸いです

ではまた!

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